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平成28年第1回放送番組審議会 議事録

鳥取中央有線放送株式会社(TCC) 平成28年度第1回放送番組審議会 議事録(抜粋)

鳥取中央有線放送株式会社(略称:TCC)

平成28年度 第1回 放送番組審議会 議事録

 

と き:平成28830日 19002110

ところ:TCC本局 3階研修室

 

≪出席者≫

審議委員:押本昌幸(会長)、福本まり子(副会長)、澤田直美、濱口国彦、

磯江正行、田村弘典、速水敏人、田渕喜之 (順不同・敬称略)

事務局:中本賢二(代表取締役専務)谷口満(制作部次長)

(TCC)藤野幸治、加登脇有、米田晶子

 

≪日 程≫

1 .開会挨拶  鳥取中央有線放送(株) 代表取締役専務 中本賢二

2.出席者自己紹介 放送番組審議会委員及びTCC事務局/制作部職員 

3.会長・副会長の選出(互選)

4.議  事

(1)報  告①平成27年度第2回放送番組審議会議事録について

       ②上期の番組編成について

(2)番組視聴 「地域の飲食店を紹介した番組」(4月放送)

 (視聴後、意見交換)

委員)3月末にオープンした店で、タイムリーな話題だと思う。

委員)若者たちは、地元に残らず、都会に行ってしまう。理由を聞くと地元に仕事がないという。地元に残って起業する姿を追うことは良かった。応援するというのは、若者の地元離れの手助けになるのではと思った。要望としては、この場所にもともとあった店は多くがやめられている。場所や採算、賃料など、着眼点としてその辺りをまとめてみたら。

委員)3か月後、半年後どうなっているか、Iターン、Uターンして低予算でチャレンジできる場所でしょうが、採算は取れているのかなど、現実とのギャップを、次の番組として放送しても良いのではないか。

委員)番組としては、人物に焦点を当てているのか、この場所でやることに意義があるのかはっきりしていなかった。若い人が起業する姿として、なぜこの2人に絞ったのか?

委員)放送のきっかけは?プロセスが大事だと思うが、なぜこの場所だったのか?

事務局)初めは料理中心で紹介する予定だったが、まだ店をつくる段階だったことから、開店前の段階から早めに取り上げた。場所の有効活用というよりは、料理のお店をつくって、開店までを追いかける番組として放送しました。きっかけは、取材先での情報をもとに、若い人を応援したいという気持ちでした。アフターとしても放送できたらと思います。

事務局)人物中心か、場所を中心とした取り上げ方か、どっちつかずの内容だったと思う。両方を紹介したいがために、あのような内容になってしまった。ご意見いただいたように、わけて放送するということも必要だったのかなと、改めて思いました。

委員)狙いがしぼりきれていない。このあたりにも空いている建物はたくさんある。空家などの利用をメインにしたら「ここでも募集しているよ」など、次につながるかもしれない。

委員)若い人のプロセスだけではなく、もう少し地域の社会問題としての、廃校、空き家、企業の跡地の利用について住民が関わり、うまくやっていく位置づけというのも考えても良いのかもしれない。

委員)この放送がきっかけに、地域のつながりができたことは嬉しい。3か月後、半年後、1年後を追うのは、店の応援や空家利用のヒントにもつながるので、今後の取材を進めてほしい。

 

(3)今年度(4月~8月)のTCC自主放送について

委員)湯梨浜町小鹿谷の番組がありました。三朝町ではく、湯梨浜町にあるんだということにびっくりし、公民館が元裁判所だったというのは引き付けられた。知っているようで知らないことはたくさんあるので、地域のことを拾ってもらうと勉強になる。

委員)「みつまちスケッチ」は楽しみに見ている。どの集落でも悩みある。区長など役員の選任、行事を続けるしんどさがある。祭りの神輿の担ぎ手もいない。そういう悩みが番組で表現できれば、また解決している集落の姿が見られれば参考にできるかなとも思う。

委員)ラーメン紹介の番組は、今も並んでいますとか、メニュー紹介もあると良いかもしれません。また5月に運動会があるが、もう少し長く放送してほしい。垂れ流しはよくないが、小学校、中学校に行く機会が少なくなった人にとっては、テレビから子どもたちの姿を見るだけでも地域の人には重要かと思う。あそこの子がこんなに大きくなったとか。そういうことは地域密着のケーブルテレビではないのか?

また部活だけではなく、学校外のクラブでは地域の人が協力してやっているということを紹介してもらったら嬉しい。

委員)インタビューはいつも主催者で、出る人がいつも一緒だなと思っている中、違う人受けているニュースがあった。さらに行事が終わってからではなく、行事の最中に、さりげなくインタビューされていたのが自然で良かった。

委員)エンジョイ手話はなぜやめてしまったのか?

事務局)2年間やって来まして、1年目は単語を、2年目は会話形式で放送しました。会話は少し難しくなった面もあり、今後どのような構成でやるか考える時期でもありましたので・・・、またこういう流し方をしたらという意見をいただけたらと思います。

委員)以前の番組を今月の手話コーナーという形で再放送してもよいのでは?

事務局)今回、ご意見いただきましたので、これをもとに毎週日曜日に放送するということも可能です。検討します。

委員)番組を作るとき、幹となるようなものをつくってみてはいかがでしょうか?

このアナウンサーが出るから見ようとか。ラーメンのキャラクターはいいですね。

委員)食リポは、子どもが真似をするので食べ方、箸の持ち方などは気を使ってほしい。

委員)ニュースのラインナップ紹介の際、覚えて読む人もいれば、紙を持っている人も、チラチラ下を向いて読む人もいて、3人3様がすごく気になる。ポジションチェンジも不自然に見える。覚えなくても読める機械をつけるなり、カメラに紙を貼りつけてみるなりしてはどうか。

委員)最初から最後まで1か所のカメラで良いと思う。

事務局)ポジションチェンジは、演出というのもあるし、アナウンサーのスキルアップという意味合いもあります。選挙や中継で、いろいろなカメラに向かって話したり、臨機応変に対応することは必要になってくる、いくつものカメラに向かって話すトレーニングにもなる。

委員)アナウンサーの横に項目が出てくるのは、一目瞭然で良いですけどね。

委員)今後、スキルアップしていきましょう。

  

5.その他

事務局)10月28日からデータ放送が変わります。画面に天気予報やお悔み、時計表示を最初に出すような取組をはじめようとしています。緊急放送として画面下側に流す予定にしています。使い方は前もってお知らせする予定にしていますのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

                             議事録作成:米田晶子

                                文責:谷口 満