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平成29年度第1回放送番組審議会 議事録

鳥取中央有線放送株式会社(TCC)平成29年度第1回放送番組審議会 議事録(抜粋)

鳥取中央有線放送株式会社(略称:TCC)

平成29年度 第1回 放送番組審議会 議事録

 

と き:平成29825日(金)19002045

ところ:TCC本局 3階研修室

 

≪出席者≫

審議委員:速水敏人(会長)、澤田直美(副会長)、押本昌幸、福本まり子、濱口国彦、

磯江正行、田村弘典、田渕喜之、河本幸子 (順不同・敬称略)

局:中本賢二(代表取締役専務)谷口満(制作部部長)

(TCC)藤野幸治、加登脇有、米田晶子

 

 

≪日 程≫

1 .開会挨拶  鳥取中央有線放送(株) 代表取締役専務 中本賢二

2.出席者自己紹介 放送番組審議会委員及びTCC事務局 

3.会長・副会長の選出(互選)

   会長に速水敏人氏、副会長に澤田直美氏が就任

4.議  事

(1)報  告①平成28年度第2回放送番組審議会議事録について

       ②上期の番組編成について

(2)番組視聴「小さないのちを見つめて~小西みさほさん~」(平成29510日放送)

   (視聴後、意見交換)

会長)では、今ご覧いただきました番組について、ご意見、感想をお願いします。

委員)この方をターゲットにされた最大の理由は?

事務局)制作者が犬を飼っていることもあり、スポットを当てたようです。TCCとして命にスポットを当てた番組は少ないので、命の大切さを伝える番組は今後も増やしていきたいと思います。

委員)ペットをリラックスさせるところに力を入れているというのは伝わった。大事なところは描けていたと思う。

委員)ちょっと物足りなさを感じました。インタビューのシーンが多かった。タイトルに比べて中身が深くないと感じた。場面転換がすごく早いし、せわしなさを感じました。タイトルの“命を見つめて”という部分で、生と死の部分が描かれるのか、次のステップを期待してみていたので、中身がいま一つだった。

委員)獣医師さんの紹介はよくわかったが、タイトルの“命を見つめる”と聞いた時にどうだったかな?という感じ。

委員)獣医師の紹介だと思って見たらありでしょうが、何も知らない人が見たらきっと、タイトル負けしちゃっているんでしょうね。

委員)必ずペットは死んでいくものだけど犬や猫の出産で新しい命がうまれる、飼い主とともに育っていくというしめくくりをすれば命をいうことに重点を置いた番組になったのでは?

委員)責任をもってペットと関わっていく様子が描かれていたらもっと良い番組になったのでは?

 

(3)平成293~平成298月のTCC自主放送について

委員)番組「戦争を語る」について、今後の取材についてはどう考えているのか?また体験者が少なくなってくることについてどう考えている?

事務局)実際、戦地に行かれた人はより少なくなる。戦地に行かれていなくても、戦時中戦後中の暮らしがどういうものだったのか、というのを記録し、後世に伝えていくのもケーブルテレビの使命と考えます。

委員)お盆時期には、民放もNHKも放送するが、TCCに出る人の話しに耳を傾けてしまう。それは、地域が出てくるから。より身近に感じられるから。戦地に行く人だけでないから。

委員)続けてほしいと思います。切り口は色々ある。教科書も違う。黒塗り教科書など、戦争遺跡は町内にもたくさんある。防空壕の跡や、湯梨浜町橋津も旧警察署のところで、住民が交代で飛行機の監視員をしていたらしい、あんな低いところで見えないが 順番決めて割り当てあったとか。そういう人がまだ生きてらっしゃると聞いている。話を聞いてみたい。 

委員)我々が知らない制度、軍のことでも、生活のことでもないが、生活の中に戦争というものが組み込まれていたことを、戦争の遺産をあぶりだしても面白いと思う。

委員)町づくりのイベントで高齢者の方と話をすることがある。昔の街並みは、今のおじいちゃんおばあちゃんしか知らない。昔、北栄町に繁華街があったとか、写真などの映像含めて放映されると良いと思う。

委員)昭和11年に各小学校に県教育委員会が郷土史を作らせている。小学校の先生が書いている。それを見ると、今の我々から想像できない町がある。各小学校のそれを活用されても良いのでは?県立図書館にはありますよ、手書きだったりしているが。

会長)第2チャンネルについて、今後の希望とかありますか?

事務局)防災の番組、どういうものを作ればよいか決まっていないが、スタッフや住民の意識の高揚やいろんな側面でアプローチが必要と感じています。意見をいただけたらと思います。今回、ぜひ聞いておきたいのが、高校野球生中継についてです。感想をお聞きしたい。

委員)身近に感じた。球場にいるような放送だった。

委員)ぜひこういう番組を続けてほしい。高校野球だけでなく、インターハイなども放送してほしかった。

委員)良かったのは、県内各ケーブル局のネットワークが使えてソフトを共有できたところ。協力体制が出来ていた。仮に県内三か所に別れても出来る。ケーブルテレビの良さを見せてもらった。準決勝以上じゃないと普通のテレビでは映らない。1回戦から映してもらえるのはありがたい。

委員)違うスポーツでも、例えば東北であったときは、ケーブルテレビ協議会のネットワークで素材をもらって放送するとか。47都道府県のネットワークを活用できると、親だっていけない地域の全国大会だって楽しみに観られるのでは。

委員)他局とTCCを比較したのは、地震のとき、他局のスタッフはたくさんいた中、同じような映像だったが、TCCは即現場のインタビュー、行動力はすごいと思った。

事務局)地震発生から1年になるので、振り返る番組も企画しても良いのかもと思っています。

委員)部活の話しだが、中学校に入ると 続けられるスポーツの部活がなくなってしまう。

北栄スポーツクラブでは、水泳や陸上もある。他の形態とちがうので、取り上げてもおもしろいかも。全国レベルで活躍している人の紹介が今の小中学生が自分もできるのではという良い錯覚をもってほしいと思います。

 

5.その他

事務局)今年TCCが合併10周年を迎えるのを記念して10月22日に本局でイベント開催しますので、みなさん是非ご来場いただきたいと思います。

 

議事録作成:米田晶子

文責:谷口 満