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トップページ > > TCCスペース > > TCC見たとこ勝負 > > 11月6日放送予定『大きな夢に向かって』
全日本高校声楽コンクール大会出場
倉吉北高校 椿 翔太くん(湯梨浜)
大分県竹田市。日本を代表する作曲家、瀧廉太郎が少年期を過ごした場所です。
その竹田の地で瀧廉太郎の偉業を伝えると共に前途有望な声楽家を発掘しようと開かれている大会があります。
『瀧廉太郎記念 全日本高校声楽コンクール大会』です。
瀧廉太郎?・声楽?この文章を読んでいる方の中にもピンとこない方がいるはず。何を隠そうこの文章を書いている私もその一人でした・・・。
音楽について何の知識もない私に声楽コンクールの情報が舞い込んできたのは8月でした。湯梨浜町に住む椿翔太くん(倉吉北高校)が、県大会を勝ち抜いて全国大会に行くというのです。しかも・・・椿くんは高校1年生、4月から本格的に練習を始めたとのこと。これはすごい!と私は早速、取材を申し込みました。ちなみに「声楽」と聞いてなかなかイメージできない方は『千の風になって』の秋川雅史(あきかわまさふみ)さんや『もののけ姫』の米良美一(めらよしかず)さんを思い出してください。練習の撮影で学校を訪れた時、椿くんも声楽独特の響きのある歌声を聴かせてくれました。
椿くんが出場する全日本高校声楽コンクール大会は、63回を数える由緒ある大会です。これまでの大会には、前述の『もののけ姫』の米良美一さん(カウンターテナー)も出場しています。その他にもこの大会を契機に世界に羽ばたき、音楽界で活躍している方がたくさんいるとのことです。椿くんも「将来は声楽の道に進みたい」と考えています。
秋に入って、練習風景の撮影などをしているうちに、あっという間に大会が訪れました。
私もなぜか緊張した面持ちで大分に向けて出発しました。・・・が率直に言わせてもらって大分は非常に遠い!なんと車で10時間もかかります。途中、別府市を高速道路の上から眺めきれいな街だなあと思ったのは覚えていますが、それ以外は何も思い出せません。
それくらい遠いのです。
そしてやっとの思いでたどり着いた竹田市。
竹田市は岡城の城跡が残る趣のある城下町。住んでいる方もやさしい人ばかりでした。
本題の全日本高校声楽コンクール大会。北は北海道、南は鹿児島から29人の代表が集まりました。私も歌声を聞きましたが、みんな高校生とは思えないほど堂々とステージに立ち、歌声を披露していました。そして椿くんも鳥取県代表として持てる力を十分に発揮し、すばらしい歌声をホールいっぱいに響かせていました。
椿くんの歌声、そして全国大会の様子は11月6日放送の特集番組をぜひご覧ください。
大会の後、椿くんは「よい経験になった。
これからも夢である声楽家目指してかんばっていきたい。」と話してくれました。
椿くんが、これから歩む声楽家への道は、大分までの道のりとは比べものにならない程長く、そして時には険しいものとなるかもしれません。私は、取材を通して人の声の素晴らしさを教えてもらったお返しに、夢に向かって歩む背中をこれからも後押しできたらと思っています。 (制作部:谷口成樹)