TCC 鳥取中央有線放送

 鳥取中央有線放送株式会社（略称：ＴＣＣ）

平成29年度　第2回　放送番組審議会　議事録 

と　き：平成30年2月28日（水）19：00～20:45

ところ：ＴＣＣ本局 3階研修室 

≪出席者≫審議委員：速水敏人（会長）、押本昌幸、福本まり子、濱口国彦、磯江正行、田村弘典、田渕喜之、河本幸子　

事 務 局：中本賢二（代表取締役専務）谷口満（制作部部長）、藤野幸治、加登脇有、米田晶子 

【開会挨拶】

鳥取中央有線放送株式会社 代表専務取締役　中本　賢二

10月から第2チャンネル「TCC PLUS」を放送しています。現在は主に県や町の議会放送などを中心に編成していますが、今後は色々なコンテンツを作りながら皆さんに視聴していただける形にしていきたい。本日は忌憚ない意見をいただきたいと思います。出席いただきありがとうございます。

 【協議事項】

１．番組「鳥取中部地震から1年」（平成29年10月18日放送）を視聴し意見交換等 

委員）興味深く見ることができました。復興に向かってみんなが頑張っているのが伝わってきました。

委員）被害はあったところを、再び検証するというのは当然のところ。ただ、形のないもの、無くなったものをどう表現するかが難しい。形に見えないものをどう表現するか、プラスアルファが必要かなと感じました。

委員）1年を検証するのは、継続的にやってほしいと思います。

委員）これからも、災害に強いまちづくり、地域づくりにむけて、今後追っていくような番組は、TCCとしての役割として継続していただければと思います。

委員） どうしても1年後元気になっているよというのを見せたい部分もあるのでしょうが、やっぱり「災害はまた起きるよ」というのを忘れさせないアピールがもう少し欲しいなと思いました。まだ墓石が直されていないのを見ると、逆になぜこの家は直さないのだろう、できない現状があるからというような、お金がかけられないとか、もうちょっとえぐった部分が欲しかったと思う。そうでないと、「みんな、元気になったな」で終わってしまう。

委員）梨の被害の件についても、もっと汗をかいて苦労している部分を露出してほしかった。番組として綺麗にまとまりすぎている。

委員）被災した子供たちの目線というか、心のケアという部分も出してほしかったと思う。

事務局）意見をいただきまして、継続的な取り組みをしてくれという意見なのかなと受け取りました。中でも問題点を決めながら拾い上げてやっていきたいと思う。今回の番組については、“明”の部分ばかりで、“暗”の部分が少なかった構成だったのかなと思っていますので、そのあたり、明暗をつけながらやっていくべきと考えています。 

２．平成29年9月～平成30年2月のTCC自主放送について 

委員）各集落を巡る「みつまちスケッチ」を久しく見ていない。定期的に継続を。またその時に震災のことを入れてもよいのでは。

委員）12チャンネルでは、以前、他CATV局が制作した番組がありました。たまたま番組表を確認したら出てきて見ることができたが、予告がない。素晴らしい番組を垂れ流しはもったいない。

事務局）告知方法については改善していきます。

委員）12チャンネルの番組は狭いジャンルというか、興味持っている人は少ないが、県民の第九とか、バレエなど、少数派にとってはうれしいチャンネルだと思います。

委員）企業訪問の番組は是非、いろんなところ取り上げてほしい。映像はたいてい、代表の人が多いけど、一般の職員が出たりすると関心がわく。

事務局）会社のトップが話すのではなくて、現場のスタッフが話をするのは、若い人が興味を持って見られるかなと思う。地元の人が地元で働くことが少なくなってしまったことで、少しでもTCCが力になれればなと思ったのがきっかけになっています。

委員）TCCの番組は割と明るいものが多いですが、暗いというか、ドキュメンタリーとか考えてないですか？

事務局）弊社の運用ポリシーとして、事件物は扱わないことにしています。 

３．その他 

委員）HPの取材依頼の欄で、ちらしの添付もできるようにしてほしい。簡単に取材依頼できるのに。メールでできるようになっているが、その中に、文書を書かないといけないようになっている。仕組みを変更してもらったらもっと楽に情報発信できるようになる。文章を打つのが面倒くさくてやめる場合があるので、資料が一枚添付できたら良いと思う。 

事務局）次回は8月末ごろを予定しています。近づきましたらお知らせいたしますのでよろしくお願いします。

会長）以上をもちまして、今年度第２回となる放送番組審議会を終了します。