鳥取中央有線放送株式会社(略称:TCC)
平成30年度 第1回 放送番組審議会 議事録
と き:平成30年8月29日(水)19:00~20:45
ところ:TCC本局 3階研修室
≪出席者≫審議委員:速水敏人(会長)、澤田直美(副会長)押本昌幸、濱口国彦、福本まり子、田村弘典、田渕喜之、河本幸子
事 務 局:中本賢二(代表取締役専務)谷口満(制作部部長)、藤野幸治、加登脇有、米田晶子
【開会挨拶】
鳥取中央有線放送株式会社 代表専務取締役 中本 賢二
TCCの現在の状況でございますが、12月1日からの4K放送を前に、機器の整備等を行っています。前もってPRしながら準備を進めていきたい。また、今年も高校野球を生中継しました。12チャンネルで放送しましたが、大会前には各町の高齢者大学や高校などに出向き、説明をさせていただきました。野球中継をしたことで12チャンネルの周知ができたと思っています。本日は、ご出席いただきありがとうございます。
【協議事項】1.番組「八橋のまちに賑わいを~『きないや』に来ないや~」(平成30年4月11日放送)を視聴し意見交換等
委員)素晴らしい取り組みだと思う。高齢の方ですよね。よくやられている。
委員)どの地域にもあてはまる共通事項だと思った。八橋に限らず、昔は賑やかだったところはあったが、今は人がいない。昔の文化を守る的な良い番組だった。
事務局)制作の部分でどうだったか、みなさんの意見を聞きたい。
事務局)以前もさくら工房のカフェを取り上げて後追い取材をした方が良いという意見がありましたが、今回も現状とその後を放送して、番組として応援していくという形をとっていけたらなと思う。
委員)地域にこのようなサロンが7件ほどある。番組を通して横の繋がり、サロン同士の交流の番組をされてもよい
委員)これからどう応援していけるか、踏み込んで出してもらうとよい。
委員)1年経てば問題点も出るだろうし、そういう場面を紹介しては?報道としてもう少し客観的な部分が欲しい。
委員)構成、映し方もきれいだった。
委員)地域の課題にスポットをあてた良い番組だった。
委員)今の番組を高校生に視聴してもらってどんな意見が出るか、どんな番組なら若い子は引き付けられるのかとか、まちづくりっていろんな人がしていると知ってもらえるし、関わるきっかけになると思うのでやってみてはどうだろうか。
2.平成30年3月~平成30年8月のTCC自主放送について
委員)昨年地震の番組をされたが、今年はどんな感じですか?予定はありますか?
事務局)地震に限らず、いろんな災害がある中で、「災害」に特化したものも進めていきたい。風化させないという観点では、何かしら放送が必要だと思っています。
委員)継続的にという意見もありましたので。
事務局)人員の関係もあってNHKや民放のように急遽現場に出て放送する体制はなかなか難しく、どうすれば良いかというのを悩んでいる。視聴者によっては、台風がきているのに何を関係ない放送を流しているという意見もいただく。
委員)そこまで期待していない。最中ではなく、事後の方を大切にしてあげた方がよいのでは?台風が来ますよ、というのは民放に任せるような形で。TCCの役目ではない。
委員)国交省や行政のライブカメラの映像はいただけない?
事務局)データ放送では由良川や橋津川などの映像を10分おきの静止画で流している。TCCの本局と支局についてはライブ映像を放送している。防災、防犯の観点から定点カメラの設置を会社の戦略として考えている。
委員)見られるだけでも違う。それだけでも良い。
委員)地域に根差して、情報を収集して多くの人に見てもらう努力をしてください。
委員)「戦争を語る」は、来年厳しいのでは?内容としては続けていかないといけない。後世に語り継がないといけないから。
委員)過去の番組を再構成して、身近にある戦争遺産を紹介してもよいのでは。
委員)防空壕とかね。
事務局)部内で、大幅な再構成が必要ではというのがありました。来年に向けてちょうど話しあうので今の話を参考にしたい。
委員)先ほどの番組のような「こういうところがあるんだよ」という紹介も定期的にして欲しい。
委員)いろんな事例を発信してもらう事が大切。
事務局)新たな魅力発見になるかもしれない。
事務局)次回は来年2月末を予定しています。近づきましたらお知らせいたしますのでよろしくお願いします。
会長)以上をもちまして、今年度第1回となる放送番組審議会を終了します。