鳥取中央有線放送株式会社(略称:TCC)平成30年度第2回放送番組審議会 議事録
と き:平成31年2月28日(木)19:15~20:45
ところ:TCC湯梨浜支局
≪出席者≫
審議委員:速水敏人(会長)、澤田直美(副会長)、押本昌幸、福本まり子、濱口国彦、田村弘典、田渕喜之、磯江正行 (順不同・敬称略)
局出席者:中本賢二(代表取締役専務)谷口満、藤野幸治、加登脇有、米田晶子
【開会挨拶】
鳥取中央有線放送株式会社 代表専務取締役 中本 賢二
制作に関してはドローン映像を放送している他、防災的な面では来期、災害時にリアルタイムの映像を、河川の状況などを伝えていけたらと考えている。スタッフの人数が限られる中、ケーブルテレビとして地域の細かい情報を提供し視聴していただけるようにしていきたい。災害対策本部と連携し早めの避難を促すような活用ができると思う。本日は、ご出席いただきありがとうございます。
【協議事項】
(速水会長により進行)
1.番組「今年にかける~地域おこし協力隊・高橋太雅さん~」(平成31年1月10日放送)
(大阪からやってきた青年が猪の狩猟からジビエ料理、移動販売にまで展開する番組)を視聴し意見交換等
委員)次の展開があっても良かった。この内容だと物足りない。
局)「今年にかける」については、毎年、この時期定番のテーマとして放送している。テーマ的に何かに取り組み始めた人を紹介しているので、今後の展開を深く紹介できていない所があった。今後、追加取材をして出していきたい。
委員)実際に罠にかかるシーン、調理シーンなどの映像があればインパクトあったのでは?
委員)地域おこし協力隊の活動が本当に町に貢献できているか、そのあたりも番組内に入れ込んでほしい。通学路にイノシシが出ると町内放送で「気を付けるように」とあるが、どう気を付ければよいかまでは言わない。そのあたりをTCCで教えてほしい
。委員)鳥獣被害で困っている人はたくさんおられる。被害はあるが有効活用をしているところを伝えられたのは良かった。協力隊の活動を理解されていない町民も多いので、地域へ情報を与える意味があったと思う。
2.平成30年9月~平成31年2月のTCC自主放送編成について
委員)「碧川かた」を取り上げた番組については?
局)作品展「かたを偲ぶ」の取材を通して、番組として放送した。
委員)もっと引き出しがある人物なので、もう少し掘り下げて取材すれば深い番組になるのではないか。
委員)子どもなどが出演し、「みつまちアイズ」と言っているアイキャッチは良い。
委員)「スカイトラベラー」(ドローン撮影)は貴重な映像だと思う
局)資料映像として今後も撮影し残していきたい。
委員)12チャンネルはどうなっているか?
局)12チャンネルは「TCC PLUS」として、毎月1つ、2つは新しいコンテンツを放送している。基本的には、県議会、町議会が中心。長尺物が放送できるので11チャンネルでは出せないフォーラムなども放送している。
委員)コンサートなど長くしっかり見られて良いが、議会は長すぎる。
委員)自主制作、他社制作の番組を編成できれば面白いでのは。
3. 今後のTCC自主放送全般について
局)来年度はドローンやモバイルカメラを使った生中継も少しずつでもやっていこうと思っている。また、TCC独自の定点カメラも考えていて、町とも提携し防災情報の映像として流したいと思う。今後利用できる映像を増やしていきたい。
委員)河川情報は欲しい。ネット情報をテレビで見られたら良い。
委員)防災の面で行政も役に立つのだから、カメラ等の機材は行政負担でしてもらっては。 今回の豪雨で、琴浦町内で避難をされたのはわずか1%、こういう危険性の情報が映像としてあれば、住民も判断して動くと思う。町が言っても住民は動かないので、TCCとして映像で見せることが大切なのでは。
委員)豪雨などの時は、地元の中小河川の情報が欲しい。
委員)ケーブルテレビのコンクールには出品しているのか?最近受賞の話題を聞かないが。
局)コンクールには出品しているが受賞できていない。
委員)他のケーブル局の番組は、NHK等で採用され全国で放送されていた。
局)この作品をコンクールに出すんだという気持ちを、制作する段階で考えないと難しい。来年度は受賞を制作部の目標に掲げている。
委員)TCC PLUSについて、北条小学校で行われた「たばこの害」を伝える番組があり、是非たばこを吸っている人に見せたいという声があった。ウインターカップ県予選を放送していたが、他の競技も放送されたら選手のモチベーションがあがるのではないか。
副会長の挨拶により閉会
以上