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令和7年度第1回放送番組審議会(抜粋)

鳥取中央有線放送株式会社(略称:TCC)

令和7年度 第1回放送番組審議会 議事録

 

と き:令和7年8月26日(火)19:00~20:25

ところ:TCC本局 3階研修室

 

≪出席者≫

委 員:審議委員:山田太一、長曾我部まどか、藤田理佳子、

三宅美智雄、河﨑積、前田寿光、丸山由希(順不同・敬称略)

T C C:有沢郁翁(代表取締役専務)谷口満(制作部部長)

米田晶子(制作部次長)谷岡大吾(制作部編成制作課課長)

 

≪日 程≫

1.開  会

2.挨  拶 鳥取中央有線放送(株) 代表取締役専務 有沢郁翁

3.会長・副会長の選出(互選)

   会長に山田太一氏、副会長に長曾我部まどか氏が就任

4.議  事

(1)報  告①令和6年度第2回放送番組審議会議事録について

       ②全国高等学校野球選手権鳥取大会生中継について

                ③令和7年度上期の番組編成について

(2)番組視聴「大地のチカラ 一次産業の現場から~大栄西瓜生産者・河原秀知~」

(令和7年6月25日放送)

(3)協  議①視聴番組について

②TCC自主放送について

 

【番組視聴に対する意見】

〇視聴番組:「大地のチカラ」※一次産業に従事する人物や仕事内容を紹介し、地域の農水産業の発展に寄与する

委員)芸人から農家への転身という人を取り上げたことに驚いた。若手就農者が減る中で新規就農を目指す人たちの励みになる番組だったのではないか。農産物加工所等も高齢化で後継者がないと聞き、地元から良い商品が無くなっていくのが心配だったので先につながる番組だと思った。

委員)若者の流出などで事業の難しさを感じている中、Uターンして農家を継ぐ、地域に根付いていく生き方を選ぶ若者を取り上げるのは勇気になった。一方で、生産者が一致団結し農業に対して妥協せず皆で作り上げているところを強調すれば他の分野で活躍する人の励みにもなり、まちおこしにつながるのではと感じた。

 

【コミュニティチャンネル番組全般に対する意見】

委員)移住アドバイザーをしていて、農業や漁業志望の方も来られるので番組が全国で見られたら良いのではと思う。

事務局)番組によるが全国のネットワークにコンテンツとして提供することは可能。またYouTubeなどの配信も検討したい。

委員)BGMやアナウンサーの声でいつものTCCらしさを感じるが、番組によってはテイストを変えたBGMなどを使うと若い人にも届き効果があるのでは?

事務局)テレビ離れが進む中、特に若い人への視聴は頭を悩ませているところだが、成人式や卒業式などは見られている傾向にあるので今後もコンテンツの選定など努力をしていきたい。

委員)テレビの影響力はまだすごいので、取材対象者に放送日を友達や家族、知り合いに拡散してもらうなど、うまく活用してはどうか。

委員)視聴率に準ずる仕組みはあるか?

事務局)小さい局で視聴率を取ることは、高コストのため難しいのが現状。

委員)番組を企画する中で選定する指標はあるのか?文化系、スポーツ系、農業系など、番組を選定、企画をするときに、どうやって番組作りにつなげているのか。

事務局)各スタッフがアンテナを張り企画会議で番組を選定し地域の活性化を目指し番組作りをしている。

委員)どこかでもう少し踏み込んだ方が良い。お客様の反応を見ながら作ることも大切。企画担当者の感性で「これがウケる」と放送した結果が知りたい。制作したものが評価されることが番組自体のクオリティをあげ、意欲を上げる。これがもっとたくさんの方に番組をみていただける地域に根差した番組につながるのではないか。例えば友達でもよいから「見たら教えて」と400人ぐらいのモニターを作っては?制作した番組がどういう反応だったか掘り起こしてみることも検討してほしい。

事務局)データではないが情報収集ではアンケートをとっていて既存番組の意見はいただいている。数字的なものは委員の意見を参考にしながら検討していきたい。

委員)自分が運営しているゲストハウスの番組が放送された時にグーグルからアクセスが急激に増えたというメールが来た。見た人が多かったという印象はある。

委員)多くの人が集まる賑やかな催しは当然だが、地元に根付いた小さな話題でも取り上げていくことが視聴につながるのでは。

                                      

以上