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平成26年度第1回放送番組審議会 議事録

鳥取中央有線放送株式会社(TCC) 平成26年度第1回放送番組審議会 議事録(抜粋)

 

 

と き:平成26年8月28日(木) 19:00~20:45

ところ:鳥取中央有線放送本局3階研修室(東伯郡琴浦町逢束806)

 

≪出席者≫

審議委員:川﨑俊行(会長)、上田啓悟(副会長)、押本昌幸、田中陽子、

(敬称略) 林芙美、福本まり子、三津国美枝子、三ツ田達彦

  事 局 :岩本和雄(代表取締役専務)、田村博文(制作部長)

TCC   藤野幸治、加登脇有、米田晶子

 

≪日 程≫ 1.開会挨拶

     2.出席者自己紹介
     3.会長・副会長の選出(互選)
           会長に川﨑俊行さん、副会長に上田啓悟さんを選出し議事に入った。

         4.報  告 イ.平成25年度第2回放送番組審議会議事録について

                  .TCC加入状況について

5.協議事項

             ① TCC自主放送の内容について

             ② TCCの役割について

≪議事録≫(TCC自主放送について・役割について)
委員)先日、松崎を歩くという番組の収録がありました。一般の人が映るこういう番組は、町民参加型でとても良かった。他の町でも、あったらと思います。
委員)県の施設など、どんな仕事をしているのかという紹介番組はどうでしょうか。
委員)手話講座を提案したら、すぐに実践されてうれしい。女性の立場からすると「お店・ランチの特集」などもたまにはいいのではと思います。
委員)毎年繰り返される農業ネタ、梨が出荷された、長芋が出荷されたなどは、今年の取材の発見が入ると見る価値が出ると思う。これがTCCの良さになるのでは?
事務局)「サムシング・ニュー」を心掛けていますが、なかなか実現できていません。
委員)『みつまちスケッチ』で地名の由来など、情報の出所をしっかりすることが大切です。の番組にも共通することですが、出典を明らかにするのは基本だと思う。
委員)『すま☆ちる』では、「年長児はよく映るが、未満児が映らない」という意見をよく耳する。未満児も同じように流してほしい。
委員)若い世代はスマホを使って、情報はブログやフェイスブックで得るため、テレビ離れ進んでいる。動画をアップできる投稿システムがあれば、若い人が見るかも。
委員)TCC体操のDVDができたらと思います。夕方の放送を見て、一緒にやっています。
委員)カウベルホールやアロハホールなど立派なホールがあるので、ホールを活用してTCC何か関わることができたらと思う。クラシックを取り込んでもらえたらうれしい。
事務局)中部サマーブラスコンサートの模様をエリア内は、ノーカットで流しました。そうった対応で、コンサートを流すことは出来ますが、啓発番組は難しいですね。
委員)テレビではなく実物、生で聞くのが良いですよ、という仕掛けになればと思います。
委員)TCCは週刊誌みたいな感覚です。近場ですぐ行けるような情報提供があるとありがた。松崎で秋に開催している三八市もTCCを見てきてくださる方もある。
委員)些細なことでも紹介して、掘り下げる。そこがTCCの強みだと思います。
委員)「戦争を語る」は、体験者が少なくなっていますが、あれを見ると広島・長崎のことをえるきっかけにもなる。とても必要な番組だと思うし、番組のメリハリにもなる。
委員)女性から見た戦争だとか、家族から見た戦争体験記もあってもいいですね。
委員)我が子を映して欲しいとか、孫が出るとか、これがTCCの放送で一番身近な部分だと思います。アンケートにも身近な人や自分の地域が出るとうれしいとあります。
事務局)琴浦町合併10周年の記録番組を作りましたが、出来上がってみると8割がグルメストリートなど民間の活動でした。もちろん、役場がバックアップしていますが、住民が主体でまちづくりしているという内容になりました。10年をまとめてみて、地域の方の活動を支援することが、TCCの役割だと改めて感じました。
委員)町作りは住民が主役だから、とてもいい傾向だと思いますよ。
委員)何かの機会の時に、TCCスタッフの裏方の姿も見てみたいと思います。TCCとの一体感も出るのではないかと思います。
事務局)手話の収録は、毎回20時に始まって終わるのは23時くらいです。いつも2回分収録していますが、スタッフのやり取りを撮ったら面白い、と思うことがよくありま。打ち合わせも手話だし、同時通訳の様子とか、そういう番組も良いと思います。
委員)以前「ふるさと歴史探訪」で地元の人も知らない言い伝えが発掘されていました。ぜひ、継続してほしい番組です。
委員)動画をHPにアップすると普段見ない人が見るチャンスになるし、ネットで検索したら出てきます。他社が出来るなら出来るでしょう。
事務局)ネット配信は肖像権の点で難しいことがあります。例えばDVなどで、この地でひっそり暮らしている方が、たまたま映り、居場所がわかってしまうと問題になります。
委員)最近、認知症の行方不明者の町放送がよくありますが、映像になったらもっと早く発見できるのでは?と思います。
事務局)県からも依頼が来ていますが、対応できないのが実情です。TCCは繰り返し放送のため、発見されても途中でそのニュースを切れないためです。文字放送も同じ問題があり難しいです。
委員)認知症の介護施設の中には素晴らしい取り組みもあります。施設に通うことで、その方が豊かになるという取り組みを何かの機会に放送してほしいと思います。
事務局)開局して20年になりますが、最初の頃は特別養護老人ホームの利用者は、背中からしか撮れませんでした。今は、普通に顔出しOKになっています。障がい者施設の番組も昨年から放送していますが、いつも目にしていれば普通になるのではと思います。
委員)閉塞的なものが、放送を通して和らいでいったらということを期待しながら…時間はかかると思いますが。
事務局)本日はありがとうございました。何かあればいつでもご意見をお寄せください。
(文責:田村博文)