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平成26年度第2回放送番組審議会 議事録

鳥取中央有線放送株式会社(TCC) 平成26年度第2回放送番組審議会 議事録(抜粋)

と き:平成27年2月26日(木) 19:00~20:45

ところ:鳥取中央有線放送株式会社本局3階研修室(東伯郡琴浦町逢束806)

≪出席者≫ 審議委員:川﨑俊行(会長)、押本昌幸、熊崎隆、福井里美、田中陽子、三津国美枝子、 林芙美、三ツ田達彦 

【欠席】上田啓悟(副会長)、福本まり子 (敬称略)    

事務局:岩本和雄(代表取締役専務)田村博文(制作部部長)谷口満(制作部次長) (TCC)藤野幸治、加登脇有

≪日 程≫

1. 開会

2.出席者自己紹介

3.報告

①平成26年第1回放送番組審議会議事録について

②TCC加入状況について

4.協議事項(TCC自主放送について・TCCの役割について)

委員)前回の審議会で「戦争を語る」は、年々証言者が少なくなっているので、撮りだめして は?と意見を述べさせていただきました。その件はどう対応されていますか?

事務局)収録済のものが1件、琴浦町のお一人については現在交渉中です。「戦争を語る」とは別番組になるかもしれませんが、湯梨浜町の方でも交渉が進んでいます。

委員)本人は出演されなくてもナレーションで番組を作ることは難しいですか?

事務局)支えていた奥さんとか、遺児を取り上げるという話も出ています。これまでも何人かの女性に出演していただいています。やはり当事者の説得力が欲しいところです。

委員)「レッツ手話」ですが、以前は特別なものと思っていました。敬遠する部分がありました が今はありません。

事務局)以前は、特養などの取材でも顔は映さないでというのがほとんどでしたが、テレビ露出が増え特別なことではないという意識が広がってきました。手話についても違和感な く見ることができるようになればと思っています。

委員)他の障がいをお持ちの方にも通じることですが、頻繁に画面に登場すると特別ではなく日常になってくると思います。良いきっかけの番組だと思います。

委員)たまには町に出て手話をするのも面白いかなと思います。

委員)子どもがチャンネル権を握っているので子どもたちが積極的にTCCを見るような、番組があってもいいのかなと思います。

事務局)各クラスの紹介番組が、企画会議であがっています。「自分たちのクラスはこんなことに頑張っていますよ。」というような番組を定期的にできたらというものです。しかし、一方で個人情報保護の観点から撮影自体を躊躇する学校もあります。

委員)小学校では、個人情報保護の観点で取材がしずらいというのは耳にしているんですが、中学校の卒業式は支障が出てないですか?

事務局)ありません。卒業式は一生に1回のものなので、そのあたりもあるのかなと思います。小学生が狙われる事件が頻繁に報道されているため、メディアに出ることで狙われるのではないかという保護者の危機感があるかもしれません。

委員)方言丸出しの番組があってもいいと思う。やっぱり地域に残っている方言にはそれなりに意味があるし、それを解説する番組があってもいいと思う。

事務局)方言の講座番組を作りたいと思っているんですが、講師が見つからないでいます。

委員)農業青年などを紹介して「がんばっているよ」というのを紹介するのもTCCの役割かなと思います。

委員)開局当時は、知っている顔がテレビで出てくるので感動しました。近所の方や顔見知りの方がいろんな活動をしているのを見て「頑張っとんなるけ私たちも頑張らないけんな」と励みにもなったりしました。

委員)ケーブルテレビができて20年ということですが、どのような目的でこのケーブルテレビをすることになったのか、毎年何かテーマが決まっているのでしょうか。

事務局)農協と町の共同出資で創った会社ですが、人と人とのふれあいがなくなってきているため、この放送が地域の話題づくりになればというのが目的です。住民がたくさん出るというところに力を入れてきました。

委員)色んな人に幅広く見てもらいたいというのが目的なんですよね。それでいきますと、「谷本耕治が松崎を歩く」というのが一番面白かったという意見がありますが、くまなく道を歩くというのは、幅広く見てもらえるのではと思います。

委員)自分の世代にマッチした番組があれば良いなということなのかなと思います。

委員)私は農業をしているんですが、農業者からしたら地域の特産品がPR出来る番組は大歓迎かなと思います。

委員)生産者と消費者をつなぐのもケーブルテレビの役目かもしれないですね。

委員)開局20年になるということで当初の映像であったり、何十年前の映像と今を比べるようなものも、再発見があるかもしれないと思います。

委員)新聞の発想からいくと、隅っこにコラムがあるんですが、ケーブルテレビでもコラムみたいなのがあっても良いと思います。エリア内で何人かの人に作ってもらうとか。

委員)老人の世帯が多く、若い人が少ないというのも踏まえて考えると「老人向きの番組」があってもいいのかなと思います。

事務局)様々な世代の人に見て頂けるように、各年代の関心に応じた番組作りを心掛けていきたいと思います。本日はありがとうございました。                               

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