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平成27年度第1回放送番組審議会 議事録

鳥取中央有線放送株式会社(TCC) 平成27年度第1回放送番組審議会 議事録(抜粋)

鳥取中央有線放送株式会社(TCC) 平成27年度第1回放送番組審議会 議事録

日 時:平成27年8月27日(木) 19:00~20:45 於:TCC本局3階研修室

≪出席者≫ 審議委員:押本昌幸(会長)、田中陽子(副会長)、川﨑俊行、三津国美枝子、林芙美、 三ツ田達彦、福本まり子

 【欠席】上田啓悟、福井里美、熊崎隆(敬称略)    

事務局:岩本和雄(代表取締役専務)谷口満(制作部次長) (TCC)藤野幸治、加登脇有、米田晶子

≪日 程≫

1. 開会挨拶

2.出席者紹介 放送番組審議会委員及びTCC事務局

3.報告

①平成26年度第2回放送番組審議会議事録について

②TCC制作部体制と現状について

③自主基準抵触案件について

4.協議(番組視聴・4月~8月の番組について)

(1)番組視聴「世界にひとつだけのオリジナルのものを」(琴浦町のハンドメイド作家の番組)

委員)ほのぼのとした雰囲気が伝わってきたし、息子さんへの愛情が『起業』につながっていったんだなとか、私も洋裁好きで今日の服も自分で作ったんですが、息子さんへの愛情、ブランドを立ち上げた思い、誰かに着てほしいという喜びにあふれていたと感じました。できたら買われた方の、どうしてこの衣装を選ばれたのかなど、本人以外の目線も欲しかった。

委員)興味のある人は、こちらをご覧くださいなどの情報があれば、販売促進にもつながったのでは?

委員)ナレーションでホームページのことをいいながら、それについて情報が挙がっていないというのは、視聴者サイドからしてはフォローが足りない。情報としては出すべきだった。私的な感想としては、TCCのエリアでもこういう人がいるんだなという事が教えてもらえて良かった。

 

(2)4月~8月の番組について

委員)『戦争体験を語り継ぐ』を見て、実際に戦争体験をされた方は少なくなるので、伝える方法として今後はこういうスタイル(資料や展示など)になっていくのかなと思いました。

委員)物足りなさが残るニュースもあるが、見応えがあり良かった。

委員)情報収集はどうされているのか、関心があります。それぞれルートがあるのですか?

事務局)『戦争を語り継ぐ』の資料はかなりのものでした、たまたま、生存時の映像があったというのに付随して、企画展に合わせて、いろいろな方が集められた資料がたくさんありました。その方の持っておられるものを中心にして制作しました。

事務局)ニュース取材の中で、取材先の方から情報をいただくことや、制作スタッフがアンテナを高くして集めています。特集の取材については、取材先からの情報提供が多いです。

委員)『戦争を語る』の話題になっていますが、戦後70年ということで、NHKも民放も様々な番組を放送していましたが、地元の戦争の話が聞けて良かった。

委員)『戦争を語る』の中で、女性が5歳の時の体験談を話されていました。5歳と7歳の孫と見ていたんですが、きっと飽きてどこかにいくだろうと思っていましたが、5歳の時の体験ということで子どもたちもじっと話を聞いていました。自分の年齢の時にこのおばあちゃんはこういう体験をしたんだと、感じていたんだと思います。まさに、語り継ぐということは大切だなと思いました。子どもでも分かる、そういう目線の話を子どもの時に聞きながら育つことは大切なことだと思う。手話やほかにも人気番組はあると思うが、戦争の話は、今後も毎年してほしいです。

事務局)『戦争を語る』の番組については、出来る限り、続けていきたいと考えています。

委員)手話講座も身近な会話を続けてください。楽しみにしています。以前の手話を忘れたりしますが、何度も見ることで頭に入ってきます。

委員)いずれDVDをTCCとして出してもよいのでは?

委員)いろんな分野で、趣味で楽しんでいる人がいますので、我々委員も情報提供していきたいと思います。

事務局)3町にいる普通の人にスポットを当てた番組を作っていきたい。

委員)病院に行って先生に話を聞く番組がありますが、これからもいろんな分野の先生の話を聞いてください。出演された先生が、夫がかかっている病院の先生で、「見ましたよ」と声掛けをするなど話もはずんだようです。

事務局)先生によると、患者さんからそのような声が多いようです。次回は「糖尿病」についてです。

委員)自然がいっぱいのところなので、教育番組というか、船上山の動植物など特徴あるものを紹介するような、子どもが見ても楽しめるような番組ができたらと思います。以前されていた番組を楽しみにしていました。またよろしかったら考えてみてください。

委員)この鳥なんて名前だろう、などの問い合わせにお答えします。みたいなものでは良いのでは?

委員)中年ヒィヒィ登山隊、自然の中で感じることを手にとるように、教わる部分が結構あったので、「自分たちの趣味だがな」という意見もあったかもしれないが、地域の自然を教えてもらえた部分もありました。労力を含めて大変だと思うが、良いものは時間をかけてでも作ってほしい。

事務局)町の景色が大きく変わるところなどは、随時撮影している。北条放水路ができる時も、工事的記録も含めて10分くらいの番組として放送しました。住民の関心が高いものは取り上げていく必要あると考えています。

事務局)完成した時と今との様子を検証してみても面白いと思います。見応えのあるものが作れると思います。

委員)TCCに限らずですが、梨の初出荷となれば『湯梨浜町の東郷』、決まりきったことかもしれないが、TCCならではの角度が見たい。またこの場所か、また組合長か、と思ってしまいます。違う切り口が欲しい。

委員)見ていても毎年だからまたかとなってしまう。プラスαがないとTCCのニュースではないと思う。違うところがあると、TCCならではとなると思います。

委員)朝早くから作業しているとか、消費者には分からないところみせてもらえると嬉しい。TCCの味付け、評価は他からないかもしれないが、TCCの視聴者からすると、やっぱり一味違うからTCCを観なきゃとなるのではないでしょうか。同じニュースが湯梨浜、北栄、琴浦で流れると情報が共有できていいです。合併するわけではないが、共通認識ができる、情報を共有できるというのは、これから違うと思う。それぞれ気が付いていないかもしれないが、このように同じニュースを見ることで、湯梨浜の町長の顔覚えました。少なくとも以前は隣町の町長の顔は分からなかったです。

委員)時空が一緒になる、それを担っているという使命感をTCCには持ってほしい。

委員)アロハホールでピラティス教室がありました。女性ばかりの教室だったので女性カメラマンが来られていたのでよかった。男性カメラマンだったら、恥ずかしかったし、公民館の男性職員の方も別室で待機されていた中、良かったです。

委員)アンケートの中にある「身近で、参加も出来て、体験もできて、学習もできると良い」とあります。料理、菜園、防災など趣味などで興味を求めてらっしゃる方は、観てらっしゃるのではと思うので、アンケートをヒントにした番組を作られてはいかがでしょうか。山登りの途中にある花などを紹介して「行ってみたい」と思われる、そういう番組があると良いと思います。

事務局)1回目の放送番組審議会は以上です、次回は2月に開催しますのでよろしくお願いします。                                

 

 議事録作成:米田晶子     

 文責:谷口満